ユーティリティ要素はサイトによって異なります。
例えば口コミサイト等でユーティリティ要素を取り入れる場合には「OO社の商品よりOO社のもののほうが使用しやすかった!」・「OO県はこの旅館の評価が1番高い」というように「あるものの評価の高さを教える」ことがユーティリティとなります。
もし、これが口コミサイトではなく洋服屋などお店のWebサイトだった場合に口コミサイトと同じようなユーティリティをコンテンツ内に取りれてしまうとどうなるでしょうか。
口コミサイトと同じユーティリティを取り入れたコンテンツの例を見ていきましょう。
例えば“近くの洋服屋ではこんなものも売っていました、当店の服にある同じ商品では素材でこのようなものも使用しているため……”等と記載する形になってしまう可能性があります。これでは他のお店を批判しているように見えてしまう可能性があります。
これではユーザーからの客観的な信頼を得るのは難しいかもしれません。
そうならないためにもユーティリティ要素をコンテンツ内に取り入れる際には「あくまでも中立的な立場」を意識する必要があるようです。
また、例のような場合にはユーティリティ要素をコンテンツ内に無理に組み込むのではなく、USPを取り入れて「当店では独自に生地を開発しており……」というようなコンテンツ制作を行うほうがユーザーからの客観的な信頼を掴めるようです。
USPとユーティリティ要素はサイトによって使い分けることが重要です。